スキー場での授業は普段と持ち物や服装が変わるため、保護者の方も事前の準備が大変です。特に初めてスキー授業を受けるご家庭はわからないことも多く、昼食に関して気になる点もあるかと思います。
このページでは、授業でスキー場に行く場合のお昼ご飯や飲み物について説明いたします。
小学生の場合は、お弁当を持って行って外で食べることが多いです。
寒い中で外で?と思うかもしれませんが、複数の小学校がスキー場に来ており全員はロッジには入れないので、ロッジは使わずに学校ごとに集まってゲレンデ下の広いスペースで昼食をとります。
外なのでレジャーシートを敷く子もいますが、そのまま雪の上に座って食べる子供もいます。レジャーシートを持って行っても風で飛んだり、敷く場所が傾斜になっているとソリのように滑っていってしまうこともあるようです。
また、学校やその年の事情によってはバスでお弁当を食べることもあります。小学校のスキー授業では、ロッジでお昼ご飯を食べられるのは稀なケースかと思います。
中学生・高校生の場合は、ロッジで昼食をとるケースが多いです。また、お弁当が必要なのか?という点については、以下のいずれかのパターンになります。
・お弁当が必要
・お弁当を持って行くか、ロッジのレストランで購入するかを選べる
・学校側で昼食を用意している
ロッジでお昼ご飯を購入する人は、昼食代を持って行く必要があります。昼食が用意されている場合は、カレーライスやおにぎりなどのメニューが一般的です。
スキー場にお弁当を持って行く際は、おにぎりやサンドイッチなど手に持って食べられるものがオススメです。手袋をしていたり、手が冷たくなっているとお箸は使いにくいです。
もちろん、おにぎりやサンドイッチにこだわる必要はありませんが「手がかじかんでいて、ご飯が食べづらかった」となっては子供もかわいそうですので、スプーン・フォークだけで食べられるものやピックを使うなど、簡単に食べられるお弁当を心がけるといいでしょう。
また、中学生・高校生でお弁当が必要な場合は、スープジャーに豚汁のような温かいスープやシチューなどを入れておくと体も温まります。ただし、小学生はスープをこぼしたり、火傷する可能性もあるのでスープ類は入れないほうがいいです。
スキー場はかなり寒く、お昼時には手も冷えきっているため、お弁当を食べるときも手袋は必要です。
その際、スキー用の手袋は厚手では物をうまく掴むことができないので、昼食時に使える薄手の手袋も持って行くと、防寒対策をしながら食事もスムーズに取ることができます。
初めてスキー授業を受ける人は驚かれるかもしれませんが、しっかりと対策をしないとお弁当が凍って硬くなるので注意が必要です。
スキー場で授業を行う場合、子供たちの荷物やお弁当はブーツケースにまとめて入れて、ゲレンデの雪の上に置いておきます。そのため、お弁当も冷えて凍ってしまうのです。
対策方法として保温機能があるお弁当を使用するのが一番ですが、普通のお弁当箱でも袋の中に一緒に使い捨てカイロを数個入れたり、お弁当箱にゴムバンドを使ってカイロを巻いておくだけでも凍結防止としては十分です。
お弁当にカイロと聞くと、ご飯が傷むんじゃないかと心配になる方もいるかと思いますが、それほどの対策をしないとお弁当が硬くなって食べられません。カイロを入れてもお弁当が温かくなるわけではなく、ただ凍らずに食べられるという程度です。
小学校では基本的に水筒を持って行くように学校から指示があります。中身に関しては特に指定が無いか、学校によっては水かお茶と決められていることがほとんどです。
また、冷たい飲み物か温かい飲み物かで迷われると思いますが、これについてはどちらが正解とは言えません。
体を動かして汗をかいたり、喉が乾燥していると冷たいものが欲しくなりますし、氷点下の中で過ごすので体を温めたいということもあるかと思います。周りの保護者の方からもお話を聞いてみるといいでしょう。
中学生・高校生の場合は水筒を持って行くか、現地で購入することも可能です。水筒には温かいお茶を入れて、冷たいものが飲みたい時は自分で買うように伝えておくといいでしょう。ペットボトルで温かい飲み物を購入しても、すぐにぬるくなってしまいます。
学校でスキー場に行くときは、小学生の場合はお弁当を持って行き、中学生・高校生はお弁当持参やレストランで購入するケースが一般的です。
お弁当を作る際は、凍らないように保温ジャーを使用したり、カイロでお弁当箱を温める必要があります。また、寒さで手がかじかむので、食べやすいおにぎりや昼食時用の手袋を用意することがポイントです。
スキーはとても体力を使うため、お昼ご飯もしっかりと食べることが大切です。凍結対策などの工夫をして、お子様が元気にスキー場を行えるようにサポートしていきましょう。
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