ターンの種類は、スキー板の角度によって、ボーゲン、シュテームターン、パラレルターンの3つに分かれます。ボーゲンが最も難易度が低く、シュテームターン、パラレルターンと難易度が上がっていきます。
カービングターンは、エッジをずらさないで滑る技術で、ピボットターンは、ブーツを中心として最小半径で回る技術です。どちらもスキー板の角度は関係ないので、上記のターンの種類とは別の技術です。
最も簡単なターンで、最初に覚える基本の滑り方です。スキーを八の字の角度にして滑るのが特徴で、左右交互に体重移動をすることで、ターンを行います。プフルークボーゲンとも呼ばれています。
シュテームターンは、ターンの前半で板が八の字になっていて、後半に揃うターンです。ボーゲンからパラレルターンを行う際に、覚える必要があり、シュテムボーゲンとも呼ばれています。
パラレルターンは、左右の板を揃えたままでターンを行います。他2つのターンよりも、スピードが出てしまうので、制御することが難しい特徴があります。
ウェーデルンは、パラレルターンを連続で小回りに行うターンで、上体が真っ直ぐ下に向かって行く特徴があります。最も技術を要するので上級者向きのターンです。