札幌市の多く学校ではスキー授業が実施されています。スキー板・ブーツ・ストックのスキー用品一式は各家庭で準備しなければならないため、保護者の方の負担も大きいでしょう。
スキー用品を購入できる場所はスポーツ用品店やリサイクルショップなどがあり、また購入以外にもレンタルする方法もあります。
今回はスキー用品を取り扱っているお店についてご紹介したします。
スキーを購入できるスポーツ用品店は数店舗ありますが、有名なところでは以下のお店が挙げられます。スポーツデポやゼビオなどは比較的、安価です。
・石井スポーツ
・スポーツオーソリティ
・スポーツデポ
・ゼビオスポーツ
スポーツ用品店でスキーを購入するメリットは、自分が気に入ったデザインやサイズがピッタリ合ったものを手に入れられる点です。また、もちろん新品なので状態も良く、綺麗なものを身に着けることができます。
デメリットは、子供は成長が早く1~2シーズンでサイズアウトしてしまうため、すぐに買い替えが必要になるという点です。大人であればサイズが変わることはほぼありませんが、子供の場合は成長に合わせてその都度スキー用品を揃えなければなりません。
スポーツ用品店でスキー板・ブーツ・ストックを購入する費用は、25,000円~30,000円程です。そのため、小学校6年間の間にスキーを3回買い替えるとなると合計で8万円前後もかかり、費用面の負担が大きくなってしまいます。
リサイクルショップでスキーの中古販売を行っているお店は、次のような所があります。
・ハードオフやブックオフ
・スポーツReショップ(石上車両株式会社)
・セカンドストリート
・ビッグバン
・アウトレットモノハウス
リサイクルショップで中古スキーを購入するメリットは、費用を抑えられる点です。新品の半額程度で金額でスキー板・ブーツ・ストックを揃えることができます。
ただし、お客様から買い取ったものを並べるので毎年品揃えが変わり、必ずしも子供の身長に合ったものや、気に入るデザインが見つかるとは限りません。また、買い取った商品をきちんとメンテナンスせずにそのまま出している場合が多いため、あまり状態が良くない可能性もあります。
弊社のようにスキーのレンタルを行っているお店を利用する方法もあります。
スキー用品は決して安いものではなく、購入する場合は1~2年で買い替えなければなりませんが、シーズンレンタルであれば費用を抑えて、毎年成長に合ったスキーを揃えることができます。
さらにシーズンオフ時の保管場所にも困らず、サイズアウトしたときの処分に手間がかからないといったメリットもあります。
金額はお店や商品によって異なりますが、6,000円~18,000円程です。ARU-アル-では、使用頻度や国産板・海外板の違いで金額が変わり、メンテナンスもしっかりと行っています。
大きなデメリットをはありませんが、注意点として金額が安い商品から品薄状態となるので、できるだけ費用をかけたくないという方は早めに予約・来店する必要があります。
ネットでスキーを購入することも可能です。家にいながら板・ブーツ・ストックを揃えられ、新品・中古品の中から予算や好みのデザインに合ったものを選ぶことができます。また、レビューなどを見ながら多くの商品を比較できるメリットもあります。
ただし、実際の色合いや質感がイメージと違ったり、不備があった際の返品交換に手間がかかる可能性があります。
さらに、ブーツの試し履きができない点や、ビンディング設定をしてもえないというデメリットも挙げられます。ビンディング設定については後ほどご説明いたします。
さっぽろっこスキーリサイクルは、札幌市が実施しているスキーのリサイクル事業です。スキー学習における経済的負担の軽減を目的とし、市民から回収した中古のスキーを抽選で希望者に配布しています。
市で行っているので安心感はありますが、当選確率はとても低いと言われており、必ずスキーを手に入れられるわけではありません。また、ネットで購入する場合と同様にビンディングの設定も行ってくれません。
兄弟のおさがりを使用したり、友人から貰ったスキーを使う方もいるかと思います。
一番手間も費用もかけずにスキー用品を揃えられる方法ではありますが、この方法もビンディングの設定をしてもらえない点がデメリットになります。
そもそもビンディングとは、ブーツとスキー板を接続するための器具を指します。そして、ビンディングには「解放値」や「前圧」に関するメモリが書かれており、この解放値と前圧を調整することを「ビンディングの設定」と言います。
【解放値・前圧とは】
解放値:板とブーツの外れやすさを表した値
前圧:ビンディングがブーツを挟む力
解放値と前圧は、子供の体重や身長、ブーツのソール幅に応じて調整する必要があるため、使用する人によって設定も変わってきます。
ビンディングの設定を正しく行わないと滑走中に板が外れてしまったり、反対に転んだ時でもブーツが板から外れずに大きなケガに繋がる恐れがあるので大変危険です。
店舗で購入やレンタルをする場合はビンディング設定も行ってもらえますが、上記でご紹介したさっぽろっこスキーリサイクルや兄弟のおさがりなどを使う際はビンディング設定まで行ってもらえないため、その場合はビンディング設定だけでもスキーを取り扱っているお店にお願いするようにしましょう。
板・ブーツ・ストックのスキー用品一式を用意できるお店は、スポーツ用品店やリサイクルショップ、レンタルなどがあります。
その中でもシーズンレンタルは、数年でスキーを買い替える必要がなく、子供の身長や足のサイズに適したものをお得に借りることができるのでオススメです。
板の長さやブーツの大きさが合っていなかったり、板の外れやすさを調整するビンディング設定を行っていないスキーを使用すると、滑りにくいだけでなく、最悪の場合は滑走中に板が外れてしまったり、転倒時に板が正常に外れずにケガをする恐れがあるので注意しましょう。
ARU-アル-ではスキーレベルや身長、体重、足のサイズをヒアリングし、試し履きやビンディング設定もしっかり行っています。また、道内最大級の在庫数を確保しているため、お子様にピッタリ合ったサイズとお好みのデザインをレンタルできます。
スキー用品を揃えるのは手間とお金がかかり、保護者の方にとっては負担も大きいかと思いますが、安全に楽しくスキーを行う為にもお子様の成長に適したものを揃えることが大切です。
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